災害の記憶を次世代へ
三六災害から半世紀が経ち、災害経験者の高齢化等に伴い、災害に備えるための知恵や教訓が後世に語り継がれず、散逸や風化の恐れがあります。 「語り継ぐ"濁流の子"アーカイブス」では、後世に引き継がれずに散逸や風化の恐れがある災害に備えるための知恵や教訓などを示す情報資源を伊那谷地域内外に、そしてまた後世に向け、語り継いでいきます。
「語り継ぐ"濁流の子"アーカイブス」では、三六災害に関する情報資源を収集しています。「情報資源を持っている」「地域の公民館に保管されている」等、皆様からの情報をお待ちしております。
三六災害に関する情報資源は、天竜川総合学習館かわらんべや協力機関(飯田市中央図書館、飯田市歴史研究所)に収蔵しています。
収蔵の書籍と「語り継ぐ"濁流の子"アーカイブス」で公開する書籍の一覧はこちらです。
三六災害とは
昭和36年6月、台風6号の接近と梅雨前線の停滞により、伊那谷では1週間で年間平均雨量の3割を超える豪雨(飯田観測所:総雨量579mm<6/23~7/1>)を記録しました。この豪雨のため、各地の支川で大増水となり、天竜川本川や支川の各地で堤防の破堤、氾濫、土石流、がけ崩れが発生しました。
三六災害による死者・行方不明者は136名、家屋の全壊・流失・半壊は1,500戸にも及びました。
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